# What is the Flet's ## フレッツ/Flet'sとは - Flat/Friendly/Flexible + Let's - 当初は地域IP網(都道府県内通信)として電話交換局間の通信に利用されていた. - 各都道府県のPOIにてISPと接続.長距離バックボーンによる相互通信. - 光コラボ(2015/02)によりフレッツ回線を解放し,多くの事業者が電気情報通信事業に参画. - NGN化.IPv6なnetwork. - VNEによるインターネット接続性の提供 ## ONUとは - Optical Network Unit - ONUはIEEE 802.3ahで標準化されており高い互換性をもつ. - ONUに対して,通信事業者側にはOLT(Optical Line Terminal)という終端装置が存在する. - ONUには他のONUと(少なくともそのGE-PONドメイン配下では)バッティングしないIDが割り当てられている(LLID). - 実際には許可されたONUのみが接続できる様認証が入っていたり,他のLLID向けの信号が読み取れないよう暗号化されていたりする. - 小型ONU - [小型ONU開発・提供 | パートナー | 法人のお客さま | NTT東日本](https://business.ntt-east.co.jp/service/onu/) ## GE-PON(Gigabit Ethernet Passive Optical Network), IEEE802.3ah - 方式 - SS, Single Star: 局舎からファイバを伸ばす - ADS, Active Double Star: 局舎からのファイバ + 途中に多重化装置.多重化装置から宅内まではmetal. - PDS, Passive Double Star: 局舎からのファイバ + 光スプリッタ - 例えば戸建プランの場合,1Gbpsを光スプリッタで最大32分岐してTDMA的多重を行なっているものなどが存在する. - 多重化 - 下りはTDM(Time Division Multiplexing): OLT側での送信のみであるため. - ONUはLLID(Logical Link ID)が自らのものとmatchした場合,またブロードキャストLLIDの場合のみに転送する. - 上りはTDMA(Time Divition Multiple Access): ONU側からの衝突を防ぐためタイミング制御を実施. - 上り方向は自らのLLIDを送信フレームに埋め込んで送信. - 上り方向制御はOLTからの信号送信タイミングの指示(GATE frame)によって送出する.これによって衝突を防いでいる. - 上りと下りをWDM - 1000Base-PX10等で伝送される. とどのつまりL2多重のための技術という感じ. ## MAP-E - v6プラス - v4 over v6技術 - NATステートレス - 利用者側のIPv6 PrefixからIPv4,および利用可能なポートが計算される. - それらのIPv4(GIP),ポートでNATしてv6でencapして送信する. - 当然だが利用者が利用できる外部ポートのレンジは計算されたものに限られるので一般に任意のポートを解放したりすることはできない. - 計算されたポートレンジ内であれば可能である. ## DS-Lite - transix - v4 over v6技術 - NATステートフル - v4のnatはトンネル終端側で実施 - 1つのIPv4を複数の利用者で共有.CG-NATだと思えばいいか. - global addrはトンネル始端では見えない.(たぶん) ## References - GE-PON関連 - https://www.ntt.co.jp/journal/0509/files/jn200509091.pdf - https://www.ntt.co.jp/journal/0508/files/jn200508071.pdf - https://www.ntt.co.jp/journal/0503/files/jn200503075.pdf - DS-Lite - [RFC 6333 - Dual-Stack Lite Broadband Deployments Following IPv4 Exhaustion](https://tools.ietf.org/html/rfc6333) - MAP-E - [RFC 7597 - Mapping of Address and Port with Encapsulation (MAP-E)](https://tools.ietf.org/html/rfc7597)